女風で性病(性感染症)がうつるリスクはある?
厚生労働省は、性感染症が口や性器などの粘膜や皮膚から感染すると説明しています。口を使った性的な接触でも感染します。肌を近づけるサービスである以上、リスクがゼロになることはありません。
「絶対に安全です」と言い切るサービスがあれば、わたしはむしろおかしいと思います。リスクがゼロにならないと認めたうえで、どこまで小さくしているか。判断の材料にしてほしいのはそこです。
見た目や体調の良さで判断できないのはなぜ?
厚生労働省によると、性感染症は感染してもすぐには症状が出なかったり、軽い症状で済んだり、症状が出ないままだったりします。一度出た症状が消えても、感染する力が残っていることもあります。
そのため、「清潔そうな人だから大丈夫」「元気そうだから大丈夫」という判断は当てになりません。見た目で分からない以上、頼れるのは、決まった間隔で検査を受け続ける仕組みです。
シュンスケが続けている衛生と検査の対策
- 月1回の性感染症検査を受け、結果を所属店舗に報告しています。
- プレイ前のシャワーと歯磨きを欠かしません。
- 器具は使うたびに洗浄しています。
- 感染症がある状態でのご利用はお断りしています。
検査を月1回にしているのは、間隔が空きすぎると検査の意味が薄れるからです。結果をお店に報告しているのは、自分に甘くならないためです。自分の中だけで終わる検査は、極端に言えば「受けたことにする」こともできてしまいます。誰かに見られている状態を自分に課すことが、続けるための仕組みだと考えています。
シャワーと歯磨きは、書いてしまえば当たり前のことです。ただ、当たり前を毎回欠かさずに続けられるかどうかに、その人の姿勢がいちばん出ると思っています。
当日のカウンセリングでは、ご希望やNGなことと一緒に、体調も確認します。わたし自身も、体調が万全でない日は正直にお伝えして、日程を調整させてもらいます。
感染症がある状態でのご利用をお断りするのは、突き放したいからではありません。その方自身と、その後に会う人の両方を守るためです。言い出しにくいことだと思うので、当日ではなく予約前のDMで先に相談してください。
セラピストの「検査を受けています」は、どこまで信用できる?
女風の業界では、セラピストが性病検査の結果を偽装していた例が明らかになっています。同じ仕事をしている者として、悔しい出来事でした。
お店の確認は、セラピストを信じることを前提にしています。替え玉で検査を受けたり、提出する試料をすり替えたりする抜け道も、やろうと思えば作れてしまいます。ルールを厳しくしても、ルールだけでは防ぎきれないのが今の実態です。
これは、わたしにも当てはまる話です。わたしがこのページに「月1回受けています」と書いても、読む側がそれを直接確かめる手段は限られています。だからこそ、言葉以外の材料も合わせて見てほしいと思っています。確かめる材料は、次のように手元にあります。
- 衛生や検査の取り組みを、聞かれる前から公開しているか。公開していないから危険とまでは言えませんが、公開している相手の方が判断の材料は多くなります。
- 予約前に「検査はどのくらいの頻度で受けていますか」と聞いたとき、嫌がらずに答えるか。まともにやっている相手なら、この質問を嫌がりません。嫌な顔をされたら、やめておいた方がいいとわたしは思います。
- 答えにくい質問に、ごまかさずに正直に答えるか。
- ホームページやプロフィール、SNSで、どんな発信をどれくらい続けているか。
- お店を通して予約できるか。お店があれば、何かあったときに間に入ってもらえる窓口がひとつ増えます。
ひとつひとつは小さな材料です。それでも重ねて見ていくと、その人がどんな姿勢でこの仕事に向き合っているかは見えてきます。
口コミの「安心」は、衛生のことを言っている?
これは、2026年8月26日時点の所属店舗の公開口コミ281件を、わたしの側で数えた結果です。本文に「安心」を含む口コミを数え、そのうち「カウンセリング」「確認」「聞いて」「聞いてくださ」のどれかも含むものを数えました。「衛生」「検査」「性病」「感染」を含む口コミはありませんでした。
たとえば「カウンセリングを丁寧にしてくれて安心してお任せできました」という声があります。お客様が書いてくださる「安心」の多くは、その場で確認してもらえたことへの安心でした。
裏を返すと、衛生は、会ったあとに目で見て評価できるものではありません。だから口コミには表れにくいのだと思います。衛生については、口コミよりも、事前に公開されている情報と予約前の質問で確かめるのが確実です。
自分でも検査を受けたいときは(公的な窓口)
以下は、厚生労働省の公開情報にもとづく内容です。
- 検査は保健所や医療機関で受けられます。保健所によっては、夜間や休日の検査、女性向けの日(レディース・デー)を設けているところもあります。
- 検査の方法は症状によって異なります。主に、血液検査、視診、尿検査、おりものを採る検査です。
- 性感染症の多くは治療できます。ただし、早い段階で治療しないと合併症や後遺症が残るものもあるため、早く見つけて早く治療することが大切です。
- 不安を感じたときや、気になる症状があるときは、早めに検査や受診をしてください。
誰かの検査結果だけに頼らず、自分の体は自分でも確かめておく。それがいちばん確実に自分を守る方法だと、わたしは思っています。
- 性感染症について:厚生労働省 性感染症のページ
- お近くの検査場所:厚生労働省 HIV検査・相談マップ
衛生や体調の不安は、いつ、どう相談すればいい?
衛生の話は「聞いたら失礼かな」と感じて、後回しにされやすい話題です。でも、聞きにくいまま当日を迎えることが、いちばんもったいないと思います。
利用の時期が見えてきたら、DMに次の3つを書いてもらえると話が早く進みます。初めてであること、聞きたいことを1つか2つ、そして希望の時期です。時期は「11月の後半あたり」のような幅のある書き方でかまいません。
